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このページは「窯のお話」という タイトルにしましたが、焼物の始まりは石器時代からとも云われます。 火を人間が使い始め、穴を掘って焚火をして その上に土をかぶせ炭が出来る。 次の日の「火種」を作れる。 その「焚火の穴」が火に溶けて そのまま器になって、水を溜められるようになった。 「窯」という字をよく見ると、穴の中に羊を入れ火で焼く、、、。
穴窯は、朝鮮半島から5世紀に伝えられ 日本では「須恵器」が焼かれていました。文字通り、斜面に穴を掘り焼く事で壁面が固くなり 窯となります。近代では耐火煉瓦や耐熱材がありますから、地上に造っています。
現在、大倉窯では 「穴窯」2基、「灯油窯」、「電気炉」があります。作陶家にとっては設備 道具なのですが、それぞれの特性を活かすべく取り組んでいます。
このページは窯だけにとどまらず、「火を使う事!」をテーマにしたいとおもいます。
上の段ほど最新の話題になっています。
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2017年 灯油窯の窯焼き
工作品などの窯焼きです。始めはゆっくり温度を上げて行きます。
この窯で 16時間位で焼成できます。
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2016年10月15日 11月の窯焼きです
今回はコテコテに焼かない内容です。古城シリーズなので、照からない様にするつもりです。
意外に温度が上がり過ぎてしまったり、 、。
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2016年8月20日 伊豆高原 大室山にて
知り合いの陶芸をやっている人で、HO工房さんを訪ねました。 陶芸の窯をゆずっていただきました。次兄を頼んで運んでもらいました。
この辺りは 別荘地で、裕福なところです。HO工房さんは陶芸をやめてしまうので僕が全部引き取る事になりました。
窯の重量は450sもあるので、運び出すのも容易じゃありません。桟橋をいれて、コロで転がして、移動する!でも、そんなに出来る訳もなく 苦労しました、、。
次兄のトラックはパワーゲートが着いているので、助かります。重量物を扱うのは本当に大変な作業でした。
HO工房さん、有難う御座いました。大事に使わせて頂きます。
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2016年3月27日 穴窯の焼成と窯出しが終わりました
3月の窯焼きが無事におわりました。永い事かかってようやくです。
今回は なぜか 楽に温度が上がりまして、拍子抜けの感じ。こんな時は心配です。
1週間冷ましてから窯出しです。 心配していましたが、近年になく良い出来栄えです。
気になっていた「つぼ」が 5個すべて漏れる事もなく完品の揚がりです! 思わず胸をなでおろしました、、。
食器類も納得いく揚がりで、窯焼きは無事終了。
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2016年2月17日 穴窯の窯詰め終了
薪の焚き口辺りが 一番神経を使います。薪がガンガン当たる処なのでそれなりのやり方があります。
あまり温度が上がらないので その点は楽ですが。
3月に窯を焼く予定です。
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2016年2月10日 穴窯の窯詰め(1)
まずは どっさり色んな物を作って置かないと。窯詰めされる前のものです。
かなり以前から作っているので忘れかけてる物もありますね。
こんな感じで詰めてゆきます。 天井の一番上が「灰の掛かる場所」です。
穴窯の最大の特徴です。ですから 上には高価?を狙えるものを置きます。
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2015年9月1日 電気炉で素焼き
この電気炉の熱源はコイル式です。ウチではもっぱら素焼き用に使っています。
釉薬を使う人なら 電気炉は良いと思います。
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2015年5月12日 益子参考館 (登り窯)
浜田庄司さんの参考館の敷地にある「登り窯」です。 時々焼いている様子で、積んであった薪が無くなっていました。僕は
益子に来るたびに此処を訪れます。
窯の中に重なっているのは、「さや」と言って、中に入れて焼く道具です。灰が掛からないようにするためです。
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2015年4月25日 窯だし風景
左側が 電気炉。 右側が「灯油窯」。
焼く物によって替えますが、普段は 灯油窯をよく焼いています。
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2014年11月20日 釉薬の「薪窯」
友人の造った窯です。 何処とは言えませんが、この窯は「釉薬(ゆうやく)」をかけた作品を焼く窯です。
小さな窯で煙突が異常に高いです! もうすでに何基か作っていて、成功している!とのこと。
一日で充分焼けるそうです。
たしかに1300℃位までいけばOKです。 なるほど、これは参考になります。
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2014年10月30日 チェーンソーの保守点検作業。
忙しく出歩いていましたが、これからは「薪割り」の仕事が待っています。
各方面から 木を戴いておりたくさんありますが、読者の皆さんで切ってほしい!という方はウチのメールに
御一報くださいませ。
近くならサービスしますよ(笑)
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2014年8月2日 灯油窯 窯焼き
ウチの灯油窯は だいたい月に2度焼いています。当たり前になり過ぎていますが、一度腹を立てると 温度が揚がりずらく
なります。 気分を損ねる事のないように焼きます。
先人の言葉を思い出します。 「窯に聞け、、」。 「窯が気持ち良くなるまで待て!、、」 けしてこっちの思いを ぶつけては
ならない。 どんな窯にも言える事じゃないでしょうか?
写真は、灯油窯の「バーナー部分」です。 少しづつバルブを開けていきます。
「酸化、還元」によって 焼き方が変わります。 それの確かめ方は、煙突からの煙の出具合です。
少し煙が出ていれば、「還元焼成」です。
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2014年5月22日 益子の登り窯 「窯焼き風景」
益子焼の 大誠窯(たいせいかま)の登り窯、窯焼き風景です。
この窯元は いわゆる昔ながらの益子焼を制作しています。
窯の温度を上げるのが目的ですので、日にちは短く焼くようです。
僕がむかし修業していた、信楽焼の窯元も 登り窯で焼いていました。タヌキの置物、食器、陶芸教室の工作品などなど、
懐かしい思い出です。
ところで、益子の薪のくべ方は 下のほうに穴があり、そこから投げ入れていました。 信楽では 腰の高さぐらいに焚き口が
ありました。
登り窯の煙が出るところ。 煙突はありません。 この部分を「吹き出し」と呼びます。
これぞ、登り窯!! 黒い煙が空に立ち昇ってゆきます。
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2014年5月10日 益子陶芸館の敷地にある「登り窯」
益子町には昔 城が建っていたそうです。低い山ですが関東平野なので十分見渡せます。
その小高い山に「陶芸美術館」があります。今回はそこにある、登り窯の写真です。
かやぶき屋根の建物や、陶芸教室もあります。
登り窯の内部です。益子焼きの場合 釉薬を溶かすのが目的でして、温度が上がればOKです。
この窯も 震災の時には かなり痛みましたが見事に元どうりでした。
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