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土との語らい

このページは、私中村三郎が日々作陶しつつ思ったこと、経験したこと、自分なりに工夫していること、他の人から影響を受けたこと、知ったこと、学んだこと、ときには陶芸からかけ離れるかもしれないその他もろもろのことを書きます。

土を扱う仕事といえばそれまでですが、私は毎日土と語らっているように感じます。土には理屈では測れない温かみがあります。実際には肌よりも冷たいはずですが、次第にかたちになっていくなかで、なんともいえない暖かさを感じるのです。
私が土をかたちづくるというよりも、土がさまざまなかたちになりたいと語りかけてくるように感じつつ、土と過ごす日々です。


2023年8月21日


久々の記事です。夏休みに親子陶芸教室を開きました。上野原市教育委員会主催です。
その際に子供たちがつくった作品を焼きました。その窯出しの風景です。同時期に大人がつくった作品も一緒に焼きました。
子供たちの作品はどれも楽しく、思うがままに自由につくっています。いつまでも楽しかった夏休みの思い出になればいいですね。





















2016年3月8日      教会型の香炉。

   今までに自分では やっていない作り方です。陶器と鉄と木で作りました。
   今後の制作に大いに取り入れて行こうと思います。
   陶器だけなら簡単に出来るのに手間が かなり掛かりますが楽しいので、これも良いのでは。





2016年3月3日      急須の組み立て作業。

   急須の口を着けているところです。ロクロで挽いてから半分に切ります。
   これは合理的なやりかたです。







2015年12月3日      土練作業。

   粘土を練るには 色々なやり方があります。足で踏んで練る人。叩きつけて練る人。
   ウチは「土練機」でやっていますが、この機械は「常圧式」といって、単純にスクリューですりつぶすだけです。
   あとは「真空式」があります。すりつぶしながら粘土中の空気を抜きます。
   どうなっているのかは知りませんが便利らしいですね。




2015年9月22日      家形香炉の制作

   今日は「外階段」をつけました。粘土の表面を荒らして、一つずつ付けていきます。




   外観は一応終了です。 外カベは白、屋根は茶色になります。




2015年8月17日      ドーム型花入れの制作

   電気ロクロで ドーム型の風船を作ります。
   程よいかたさになったらカットします。粘土の重さは 450グラム。






2015年8月3日      蚊取り線香入れ

   器にペタペタ貼り付けていますが、なんだと思いますか。「ヒダスキ」といって稲ワラを巻き付けて 器にもようを
  付けます。赤い線がつきます。




2015年4月8日       蚊取り線香入れの制作風景

   毎年この時期は、こればかり作っているような感じですが 有り難い事ですね。
   作るたびに さらに良くしたい! と思っていますが、日々精進ですね。




2015年4月8日       双口花入れの仕上げ

   こないだの 伊豆高原桜まつりの時に作った花入れの仕上げが終わりました。
   170本ぐらい作りました。 いやそれ程ひまだったんですよ、、。なにせ一週間の長丁場ですから その気になれば
  ドンドン作れます、。 土が無くなり出来ませんでした。
   ボサッとしていても、もったいないから随分はかどりましたよ、。




2015年3月26日       飯椀のこうだい 削り風景

   器の底の部分を「高台」(こうだい)と呼びます。 御飯茶碗の高台けずりを一部分 写真に載せます。
   チョッと 電気ロクロを習い始めの人には ためになると思います。






2015年3月16日       だるま急須の制作

   備前時代に見かけた急須です。 手も足もない「達磨急須」です。 僕もいろいろ作りますがこれが一番つかい
  安いです。
   注ぎ口は ろくろで引いて、半分に切ります。 茶こしの網をいれるので洗いやすくするために、 大きく切って
  口を着けます。







   完成形です。日常のお茶を飲むには最高です。





2015年3月7日       偏壷(へんこ)作り風景

   粘土で成形してから しばらく置いて 程よい固さになってから表面を 叩いてカタチを整えます。
  この場合、偏壷なので、 両面をたたいて仕上げます。




   叩く物は 板でなくても、 石を使ってみたり、他の物でもかまいません。
   布は、貼りつかないようにするためと 「布目」をつけるためです。





2014年11月27日       天日干し風景


   寒くなってくると、太陽の日差しが有りがたいです。
   しぜんと共に生きています。
   冬は建物の影になるので場所を3回ぐらい移動します。




2014年10月11日


   花瓶の釉薬掛け、ですが、久しぶりに「釉薬」をつくりました。 といっても僕は難しいことはわかりません。
   3種類を混ぜました。これでどんな結果になるのか楽しみです。 派手な色にはならない事はわかっています、





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